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Pro-Liteのハイエンドなアルミ製ホイールPaulaのレビュー。スペックはたいしたことないんですが、平地も登りもグイグイ押してくれる感じで超楽ちんに!?

坂が楽になる!? Pro-Lite Paulaホイールのレビュー

台湾にあるホイールブランドPro-Lite。
以前、工場見学をさせてくれるって話でお呼ばれしたことがあったのですが、今回「何やら頼みたいことがある」ってことで再び台湾まで行ってきました。何をしたのかはそのうち書きますが、まさかあんな事することになるとは・・・。

で、それはそうと「せっかく台湾まで来たのだから素敵なコースを案内してやるぜ!」といつもパワフルな社長のスティーブさんに誘われて走りに行ってきたのですが、その時にお借りした自転車についていたのが今回レビューするホイールPro-Lite Paulaです。

こちらのPro-Lite Paula。
スペックを見ると特にこれといった「押し」がないんですよ(T T)

重量は前後セットで公称1650gと結構重いし、値段はこの記事を書いている時点で91,400円(ポンド建てなら84,000円!)くらいとアルミ製ホイールとしては高級品の部類だし。今だったらシマノのC24やカンパのシャマルウルトラとかの方が全然安いですからね・・・

が、あえてレビューを書くのはスペック表じゃわからない魅力があるからなのです!

結論から書くと、このホイール、メッチャ走るしメッチャ登る!
普通に平地を走れば自分のイメージより10%くらい多く進む、坂もちょっとした坂なら平地のように登れるし坂がきつい場面でもグイグイ行ける感じ。

いずれの場面でも、自分がクランクに対して掛けた力に対して進むイメージよりも多く進んでいることを確実に実感できるホイールです。僕は以前、DURA ACE C24に乗っていたのですが、鉄下駄ホイールからDURA ACEに変えた時でもこんなに差を実感しなかったぞってレベル。

ぶっちゃけ、あんまり走るもんだからPro-Liteの中の人に「これさ、レビューすることを見越してベアリングとか変えてるスペシャルバージョン用意したんじゃないの?どっか弄ってるでしょ?」と聞いてしまったくらい(笑)

Pro-Lite Paulaは真円にこだわったホイールだ!

僕もそうですがホイールをスペックで見るときに注目するのは重量です。
なんだかんだで「軽さは正義!」って言う考えが一般的なのですが、Pro-Lite Paulaはカタログスペックで1650gとお世辞にも軽いとはいえません。

で、重さを犠牲にしてこだわったのが「真円」

一見、丸く見える自転車用ホイールですが人間が乗った時やトルクを掛けて走るときにかなり変形しているんだそうです。そしてこの変形がパワーのロスに繋がる。だったら、徹底的に真円を維持することにこだわってみたらパワーロスの少ないホイールができるんじゃね?ってのが開発コンセプト。

一見して太い4.5mm幅のエアロスポーク。

ニップルもなんか巨大なのがついてますね

新開発のハブはストレートスポークを採用。ストレートスポークのメリットはスポークテンションを高くできることで、さらに太めのスポーク採用でかなりギッチギチに締めてあります。

これでホイールの変形を極限まで抑えてるとか。

聞いたらなるほどと思う気もしますが、乗ったらもっと納得します(笑)
ってか、書いてる僕自身が先に話だけ聞いた時には「そんなもんかいな?」って思ってましたからね・・・

とにかく回るEZOベアリング

もう一つ、Pro-Liteがこだわって使っているのが日本製のEZOベアリング。
こちら日本の北日本精機という会社が作っている高精度ベアリングなのですが、これがほんとによく回る。前輪を空転させたら全然止まらないし・・・

今回、走りに行ってびっくりしたのが下りが超速いんですよ・・・

僕はもともとヘタレで高速で下ったりできないんですが、あまりにも下りがスムーズすぎて超怖い。これは、以前友人である暗黒技術研究所でセラミックベアリングにフル換装された小径車で箱根の山を下った時以来の恐怖。

良いベアリングを搭載した自転車で下るとほんと速いんですよね~。
しょぼいホイールの回転系でパワーロスされているのを実感できる瞬間ですが、今回は恐怖とともに日本の技術の素晴らしさを再確認できました(笑)

実際乗ってみてどうなのよ?

まず取り付ける際に自分で持ったらやっぱり重いです。
ヒルクライム用のホイールといえば軽さが正義なのでコレで本当に大丈夫なのかとちょっと心配になります。

今回はPro-Liteの皆さんと途中にキツメの坂を含む70kmくらいのサイクリングに出掛けました。

正直ですね。。。Pro-Liteの皆さんはメッチャ気合が入ってるんですよ。
前回、一緒に走りに行った際もかなりペースが早くて20km地点くらいで僕はバテバテ・・・、というトラウマがあるのですが、今回はPro-Lite Paulaのおかげで平地はまぁなんとかついていけるし、坂では遅れをとるものの自分でびっくりするくらい登れてる。

走っている最中ずっと、「こりゃすごいもん作ったな・・・」
と一人でブツブツいっちゃうくらい。

実は走っている最中は値段を知らなかった僕。
走り終えてから値段をチェックしたら91,400円くらい。で、Wiggleでポンド建て決済すれば84,000円くらいで買える。走っている最中に「これシャマルとかと同レベルなら熱いぞ・・・。」と思っていたのですが。。。

帰る前に中の人には、値段がもうちょっとがんばれたら熱いと思いますよ!といっておいたのでもうちょっと調整を期待したい(笑)

よくホイールのレビューとかで「グイグイ押される感じ」ってのがあるのですが、これがまさにそれ。今回理解できたのがパワーロスが少ないおかげで「自分のイメージよりも前に進める」、この結果、押されているように感じるんじゃないかと思ってみた次第です。

いやー、軽さが正義って考えを改める必要があるな・・・

なお、なぜピンクのバイクなのかというとPro-Lite社の試乗車に僕の体に合う小さなフレームがレディースモデルしか無く。。。こちらは、それほど気合いの入ってないアルミ製フレームなのですが、Paulaを履いたら走る走る(笑)

帰りに「Paulaを買い取って帰って良い?」と喉まで出かかったのですが、グッとこらえて帰国した僕です。

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この記事へのコメント(12件) |コメント入力欄へ

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>鈴木さん
はい、是非是非~

写真を見る限りスポークが結線(というか溶接?)されてますが、通常の製品も最初から結線されてるんですかね?気になります。

私は体重があるので、とても興味のあるホイールです。

こちらのサイトを知り、ホイールは今までにMAVIC キシリウムSLSなど購入しました。
今回、レーシングZEROやシャマルどちらかを買おうかなと迷っておりましたが‥‥

正直、価格が6万円(送料、関税、消費税等含)なら試してみたいと思いました。

>匿名さん
写真が見にくくて申し訳ないです
これは溶接などではなく、プラスチック製の部品が嵌め込まれています。

ガッチリ固定されているわけではないのですが、動きにくくすることでパワーの伝達を高めているらしいです

こちらは別商品ですが、こんな感じの部品がついてます
http://bicycle.kaigai-tuhan.com/review/pro-lite-bortola-141.jpg

>duyaさん
ですよね~
今だと安いときならシャマルやレーゼロが6万円台に届くときがあるので、それくらいに合わせてくれれば・・・、と期待してますが果たして・・・

記事を読んでポチりそうになりました。
気になるのはフルクラムより硬いかどうか。
高剛性過ぎて足に負担がかかりそうです。

>満足猫さん
これがですね、高剛性っていうのとはちょっと違うというか。乗り心地はガッチガチに硬いわけではないんですよ。

僕はフルクラムに乗ったことがないので比較出来ないのですが。。。

この記事が投稿された日、wiggleサイトを覗くと
¥81000と ¥85000をいったりきたり(百円以下は覚えてません。)

¥81000でバウチャー20%オフ出たら買うかな~、、、どうしよっかな~て思ってましたら
本日は¥93264‥‥

試してみたかったですが、諦めますww

>duyaさん
ホントですね~
こちらのホイールがというより、Wiggle全体の価格がレート変更で上がったり下がったりしているようです。

ちょっと落ち着くまで様子を見た方が良いかも・・・

初めて投稿します。
wiggleでPAULAを購入しましたが、ことごとくスポークが折れたものが届きます。
2度返品を繰り返し、本日3度目の商品が届きましたがやはり折れていました。
たとえ折れていないものが届いても、これでは使用するのも不安です。
今回は商品交換ではなく、返金で対応してもらおうと思います。

>kkkさん
えー、それはいただけませんね・・・
スポークテンションがかなり高いホイールなのですが、スポークに問題があるということではないことを祈りたい。。。

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