自転車パーツの海外通販情報局

下記記事はEU諸国で導入されている日本の消費税みたいな税金VATについて解説したものですが、現状、当サイトで紹介している大手の海外通販サイトでは日本向け発送の際にVATの有無を気にする必要はほぼありません。

日本向け表示を選んだ時点でVAT抜きの金額が表示されますので
参考程度に読んでくださいませ～

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以下、旧記事です

VAT(Value Added Tax=付加価値税)とは、EU諸国で導入されている日本の消費税みたいな税金です。税率は国ごとに異なり、自転車通販で有名なイギリスでは１７．５％（２０１１年１月から１９％）、ドイツでは１９％となっています。

このVAT、各国の通販では日本の通販と同じように「内税表示(VATを含む金額で表示)」が標準となっているのですが、海外通販から日本向けに購入した場合は支払う必要がありません。

つまり、標準で表示される金額から２割引くらいで買えるってことなんですが、表示の仕方が込だったり込じゃなかったり、VATを除くタイミングが異なったりと各ショップごとにまちまちだったりするのがややこしいところです・・・

送り先を切り替えるとVAT抜きになる

昔はバラバラでややこしかったVATの表示や支払いですが、最近ようやく統一されてきました。

「送り先を設定するとVAT抜きの金額に変わります！」

たとえばおなじみのWiggleを例に見てみましょう。

上の画像はそれぞれ同じ商品をイギリス向け（左）と日本向け（右）で送付先を切り替えて表示したものです。金額が１７．５％違っているのがわかると思います。

日本から海外通販を利用する場合は右の画像（VAT抜き）の金額が適用されることになります。

当サイトの「海外通販商品検索＆価格比較」では、日本からの利用を想定して検索結果を表示する際に自動的にVAT抜きの金額を表示するようにしているため設定によってはリンク先と金額が大幅に違うということが起こるのですが、実際には安い金額で買えるので各ショップで送付先の設定を見なおして確認していただければと思います。

送り先の設定については各通販の使い方のページで紹介しています。

• Wiggleの日本語化と購入方法
• Chain Reaction Cyclesの購入方法
• Evans Cyclesの購入方法
• Bike24の使い方・購入方法
• Merlin Cycles（マーリンサイクル）での購入方法
• Cyclestore（サイクルストアー）での購入方法
• PBK(ProBikeKit)での購入方法

消費税はかかります

なぜ日本に送った場合にVATがかからないかというと、VATは購入場所ではなく対象物を使う場所でかけるのが基本となっているからです。イギリスで使うものにはイギリスの税率でイギリスにVATを払い、ドイツで使うならドイツの税率でドイツにVATを払うってことです。

で、日本の場合は・・・

日本にはVATと同じ種類の税金として「消費税」があります。
イギリスの通販を利用して日本国内で使う自転車パーツを購入した場合、日本で日本の消費税を払わなければなりません。

消費税額の計算方法は、「消費税もかかります」で解説していますが、ザックリいうと、１６，６６６円以上の買い物の場合に購入額の６０％に対して５％の消費税がかかります（購入額に対して３％ってことですね）

これには特別な手続等はなくて、税関を通るときに勝手に徴収額が決められて商品の受取時に請求されるので、目安としてコレくらいかかるかなという心づもりだけしておけば問題有りません。というか小口の買い物ならまず掛かることないですし・・・ｗ

２０％近いVATを払わずに３％の消費税で済むわけですから、ちょっとお得な気がしますね（笑）