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最初にこの商品GS69を見たのが夏頃・・・ 速攻でゲットして意気揚々と取り付けて...

チタン製で左右セット138gと超軽量なGS69ビンディングペダルのレビュー

最初にこの商品GS69を見たのが夏頃・・・
速攻でゲットして意気揚々と取り付けてレビューしようと思っていたのですが・・・

クリートが超硬い!
いやもうホント半端なく硬い!!

ツイッターで皆様に聞いたところ本家スピードプレイも最初は慣しが必要と聞いたので、これも修行だと時々ガチャガチャやっていたのですが、そうこうしているうちにフィリピンへ英語留学するタイミングになってしまい放置。

で、フィリピンに行っている間に「ロックリングが柔らかくなったバージョンが出た」との情報を入手。それを最初から売ってくれよ・・・と心の中でつぶやきながらソフトモデルのロックリングを再び購入した僕です(涙)

で、交換したのですが。

これがもうぜんぜん違う!
最初からちゃんとハマるし、あとで書きますが固定具合も問題ない。同じくチタン製なので耐久性もおそらく大丈夫だと思うのですが、あの苦労は一体何だったんだ・・・

まぁ、中華プロダクツはこういう試行錯誤も楽しめないとね!

というわけで苦節3ヶ月。
ようやくGS69のレビューを書けるようになりました(笑)

こちらGS69はスピードプレイっぽい取付機構を採用し、かつ、アクスル、プレート、クリートにチタンを使用することで左右セット138gと圧倒的な軽量を実現しつつ今ならクリスマスセールで1万円を切るというすごい安さのペダルです

現在、DragonBikeで販売しているのもはすべてソフトモデルとのこと。
また、初期段階で購入されて僕と同じ罠にハマった方向けにソフトなロックリングのみの販売も行うと言ってます。もう調教済みの方にはお疲れ様としか言いようがない・・・

こちらがGS69ペダルの本体
左右セットで公称138gということで持ってみると驚くべき軽さです。

加工もかなりきれいでペダル側の品質は良さげ。

ちょっと写真がボケましたがプレートの表面加工はぼちぼち。
まぁ、こちらは使えばすぐに傷が付く部分なので、気にする必要はないけど。

ペダルの交換は超簡単

自転車のペダル交換は工具さえあれば超簡単です。
一点だけ気をつけなければいけないのは、自転車用のペダルには左右があって、それを間違えると入らない(無理に入れるとまっすぐ入らないでネジを舐めます)ということでしょうか。

GS69の左右表示は少々わかりにくいので、DragonBikeの商品ページの見分け方を参考に間違えないように取り付けてください。

ペダルレンチを使ってもともとついていたペダルを外します。

GS69のネジ山の部分に薄くグリスを塗って左右に注意しながら取り付けます

GS69にはペダルレンチを掛ける部分がないので、裏側から六角レンチを使って締め付けるようにします。

これで完成~

なお、微妙に気になることにGS69の軸に空いている六角レンチ用の穴が微妙に中心からずれていたのですが、これは使用上問題がないので見なかったことにする。

クリート側の取付

続いてシューズにクリートを取り付けます。

僕のシューズはシマノの3穴タイプなので、まず最初にスピードプレイ型の4穴に変換するベースプレートを取り付けます。

ちなみに余談ですがこのシューズは中華ブランドのSPD-SLシューズ。
履き心地もまぁまぁでBOAダイヤルもついて5,000円くらいと非常にコスパが高いんですよ。

クリートの取り付けで最も重要なのがベースプレートの部分。
一般的にシューズの底は反っていて微妙に真っ直ぐではありません。一方、ベースプレートを取り付けた状態でベースプレートの表面が反っているとあとでペダルがスムーズにはまらないので、この調整が重要

GS69には反りによって2種類のベースプレートがついているので、それぞれ取り付けてみて反りが少ない方を使うといいと思います。

ベースプレートの取り付け完了
先程も書いたとおりこの状態でベースプレートが反っているとペダルがスムーズに入りません。

続いてクリート部分を取り付け

取り付け位置は若干調整可能です。

この固定ネジを締める際も注意が必要。
固定ネジを締めていくとコリッと抵抗が出るタイミングがあるのですが、それ以上締めてはダメ。あまりぎっちり占めるとこれまたペダルが填まりにくくなるので、クリートがしっかり固定されてかつ締めすぎない微妙な締め付け調整が必要です。

この辺は本家スピードプレイも同じ。

ってことで取り付け完了~

ちなみにここまでの写真は最初に取り付けた際に撮ったもので、このあと僕はペダルがさっぱりクリートに入らず悪戦苦闘を繰り返しました・・・。

実際の使用感はどうなの?

上にも書いたとおり、その後ソフトなロックリングに交換。
これであっさりと問題が解決します。

ソフトなロックリングでも使い始めはスパッと入るというわけではなくやはり慣らしが必要ですが、最初のロックリングのようにゴリゴリやらなきゃ入らないということはありません。

これくらいが普通でしょ~、と思わず声が出ます(笑)

何回か使ってこなれてくると非常に快適。
スピードプレイの特徴の一つはペダルを固定した状態で左右に足を動かせる「遊び」の調整が可能なことだと思いますが、GS69でも同様に遊びの調整が可能で長距離走ったりする際に快適。

もちろんペダルの固定感自体も問題ありません。

本家スピードプレイZEROと比べたらどうなの?

ちょうど友人がスピードプレイZEROをもっていたので借りて比較してみました。

まずはシューズ側にスピードプレイZEROのウォーカブルクリートを装着
ウォーカブルクリート、非常にいいです。圧倒的に歩きやすい。GS69にも別売りでクリートカバーがあるようですが、自転車を降りて歩くなら必須だと思います。

GS69のペダル&スピードプレイのクリートでちゃんとハマるかな?と思ったのですが、全く問題なく使用可能です

こんな感じで右はGS69、左はスピードプレイZEROを装着
シューズには左右ともにスピードプレイZEROのクリートをつけています。

で、しばらく走ってみましたが使用感は大差ないですね~
ペダルのキャッチのしやすさに関してはGS69のヘッド部が極小なこともあって若干もたつきましたが、この辺は慣れもあると思うので大きな問題ではなさげ。

固定具合に関してもほぼ同等だと思います。

まだ、300kmくらいしか走ってないので耐久性についてはなんとも言えませんが、これで今ならスピードプレイZEROのクロモリシャフトより安い9,980円でゲットできるというのは超お値打ちではないかと。

あ、ちなみにですね・・・
僕は自転車に乗ったら必ず降りて歩く人なのですが、そういうタイプの人にはスピードプレイはあまりおすすめできないように思います。ウォーカブルクリートはたしかに標準に比べて圧倒的に歩きやすいですが、それでも歩きにくいことは確かなので・・・

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この記事へのコメント(2件) |コメント入力欄へ

69が4000円上がって13980円ボッタ価格にw

>MRJさん
売り出し時の値段に戻ってますね~
おそらく、春節休暇前であまり売りたくないんじゃないかと(笑)

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