盗難防止機能付き!自転車用ドライブレコーダーCycliq FLY12のレビュー
ちょっと前に登場して話題をさらった自転車用ドライブレコーダーFLY6にNEWモデルが登場。FLY6がリアライト一体型で後方を監視するドラレコだったのに対してNEWモデルのFLY12はフロントライト一体型で前方を監視するドライブレコーダーです。
進行方向を12時に見立てて、後方が6時なのでFLY6。前方は12時なのでFLY12という名前になっているとか。
FLY12は自転車に特化したドライブレコーダー・・・、というだけなら1万円くらいで買える小型のアクションカメラをつけといても良いんじゃね?という気がします。
そこでCycliqでは同じくフロントに取り付けるLEDライトと一体化。
自転車の前方に取り付ける大物を一つにまとめちゃおうというアイディアです。
という話がFLY12の一般的なPRポイントなのですが、僕的に注目したいのはそこではなく盗難防止機能なのですよ。あまり書いてある記事を見かけないのですがFLY12には自転車の盗難防止機能がついてて、コレがちょっといいと思うんですよね~
ってことで実機をレビューしていきたいと思います!
Cycliq FLY12の実機をレビュー
こちらがCycliq FLY12。
展示ケースのような箱に入っていますが、一見して結構でかいです。ライトとカメラ、そして両方を動かすだけのバッテリーが積まれているので仕方ないですが、次期モデルではもう少し小型軽量化を期待したいところ。
大きさは大人の手のひらくらいですね~
重量はFLY12単体で実測243g、自転車用の取付台座込みで284g
一般的なアクションカメラが台座込みで120gくらい、FLY12と同じくらいの400ルーメンのLEDライトが100gくらいと考えると重量的にはもうちょっと頑張って欲しいところ。
下部の取付台座。
Goproなどと同じ台座なのでオプションなどが流用可能です。
背面にはUSDやマイクロSDカードスロットなどがあります。
スイッチ関連も含めて防水になっているので雨の日でも安心。
なお、FLY12には予め16GBのSDカードが付属しています。
カードは購入時にFLY12の中にセットされているので「付属品が足りないぞ!」と心配せずに本体の中をチェックしてみてください。
ロードバイクに取り付けてみたところ。
予想通り結構でかいと思ったのですが、一方でアクションカメラとライトを両方つけるごちゃごちゃ感よりは良いようにも思います。
っていうか今考えたら上に付けないでハンドルから吊り下げる形で下につければだいぶ目立たない感じになりそう・・・?
後ろから見るとこんな感じ。
取付台座はアルミ削り出しのかなりしっかりしたもので、がっちり固定されて高級&安心感があります。この辺はそこらの中華カメラとは違う。
付属品はこんな感じ
マイクロSDカード(本体内に入ってます)、SDカードアダプタ、ハンドルバーマウント、六角レンチ、USBケーブル、ストラップ。
ブルートゥース&WiFiでスマホと連携可能
Cycliq FLY12はブルートゥース&WiFiでスマホと連携可能です。
というかスマホと連携することでその進化を発揮するのでスマホ連携は必須かと思います。
なのですが。。。
この記事を書いている時点でiPhone用のアプリしかリリースされてないんですよね。アンドロイド用もすぐ出るとされているのですが。。。
連携は簡単。
スマホ用のアプリをダウンロードしてスマホのブルートゥースとFLY12本体の電源をON。メニュー内の「CONNECT」をクリックすると上記の画面となり自動的に近くにあるFLY12を探してくれます。
この作業は最初の1回だけで次回以降は自動検出になります。
スマホと連携することで画質やビデオの撮影方法、ライトの点滅モードの種類など様々な項目のセッティングが可能となります。
また、アプリ内で撮影した動画を確認したり、SNSなどを通じて友人と動画をシェアしたりすることも可能です。
盗難防止機能に期待!
僕は自転車で出かけたらだいたい寄り道せずにいられない質なのですが、ちょっといい自転車に乗り始めると盗難が心配なんですよね~。特に僕は中国・香港に住んでいるのでより一層。。。
店から出てきたら自転車が無かった!
なんてことになったらショックで3日くらい寝込みそうです。
で、そんな不安を解消してくれるのがFLY12の盗難防止機能!
スメホとFLY12が接続された状態で、アプリ内でSETTINGメニューからAlarmの項目に入ってONにします。これで盗難防止機能がONになります。
この状態で自転車に動きがあるとスマホ側でアラートがなり注意喚起してくれるというナイスな機能。同時にFLY12本体も点滅するのでいたずら防止にも役立ちそう。
一人でとったのでちょっとわかりにくいですが盗難防止機能はこんな感じで動作しますっていう動画です。動画内で「ブーブー」という音が鳴っているのがスマホ側、「ピロリンピロリン」となっているのがFLY12側のアラーム音です。
こちら非常にナイスな機能だと思うのですがは一つ欠点があります。
接続にブルートゥースを使っている関係で電波が15mくらいしかとどかないんですよね。ちょっと食事をするとかなら良いのですが、ショッピングモールに買い物に入るというのは✕。
まぁ、もっともロードバイクでレーパンを履いている状態でショッピングモールに買い物には行かないので問題ないようにも思うのですがw
FLY12の全体的な感想
自転車用ガジェットをスマホと連携すると面白い!
という可能性を感じるアイテムですね~。難しい演算機能はスマホ側で用意させてセンサーだけ自転車につければ色々面白いことができるっていう。
そういった意味でちょっと未来的なガジェットです。
1080PのHD動画が撮影できて400ルーメンのライトがついてて盗難防止機能もついてと盛りだくさん。となるとバッテリーが心配になりますが、カメラのみ稼働で10時間、点滅ライト併用で6時間位は動くとのこと。
発売当初は4万円くらいして「それはちょっと高すぎでは?」と思っていたのですが、記事をもたもた書いているうちにWiggleでの販売価格が26,000円ちょっとと欲し気な価格まで下がってきたのでお値段もいい感じ。
いや、最初に買った人は、うん、まぁ。。。
他サイトでもたくさんレビューがあるので普通の動画撮影については触れませんでしたが、自転車が転倒した状態で30秒以上経つと「事故状態」と判断し動画の上書き停止してくれるなどドライブレコーダーとしての機能もバッチリです。
FLY6と合わせて前後に取り付ければ周囲の危険から身を守ってくれるアイテムになるんじゃないかと思います。
>升目さん
面白いですよね!
see.senseは知らなかったのですがコメントいただいてチェックしてみたらPBKで今日から安くなってて運命を感じました(笑)
盗難防止機能いいですよね
自分にはFLY12はオーバースペックなので、リアライトにFLY6で盗難防止機能はsee.senseで妥協