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最も手軽、しかし効果は絶大なロードバイクのホイール交換の方法を紹介します。コツさえ分かれば簡単♪

ロードバイクのホイール交換方法

ロードバイクを買って乗っているうちにいろいろグレードアップしたくなったりするものですが、最も簡単にできて効果を実感しやすいのがホイール交換です。

ロードバイクの多くは最初からホイール交換前提というか、入門用のロードバイクではそれこそ「鉄下駄」と揶揄されるくらい重いホイールが着いていたり、ハイエンドモデルでも意外にロースペックな物が着いてたりします。なので、ロードバイクを弄るならホイール交換は鉄板!ってことで、ホイール交換の方法を紹介していきたいと思います。

ちなみに。。。
記事を書くにあたってGoogle先生に質問してみたところ、凄く前に自分で書いた記事が出てきて妙に懐かしかったり(笑)

今回は、Azzurri (アズーリ) Forza Elite 105に着いているシマノのWH-RS010をPro-LiteのBortola A21に交換します。Forza Elite 105のレビューに書いたとおりRS010は重くて回転もイマイチなので交換の効果を実感できるはず・・・!?

ホイール交換に必要な工具

まず最初にホイール交換に必要な工具をリストアップしておきますね。

  • タイヤレバー
  • スプロケット外し工具
  • フリーホイール外し工具
  • モンキーレンチ

フリーホイール外し工具は、お使いのコンポによって異なるので要注意です。シマノ用とカンパ用があるので間違えないように購入してください。

ホイールの取り外し方

それでは、現在着いているホイールを取り外して新しいホイールに交換する方法を順を追って紹介していきますね~

まずはロードバイクをメンテ台に固定します。
といきなりアレですがホイール交換に限っていうと、メンテ台は必要なかったりします。むしろ以前書いた記事の要領で車体を逆さにおいて作業した方がやりやすい気もします。

フレームからホイールを取り外します。
最初にブレーキのリリースレバーを上にあげてブレーキアーチを広げておきます。これを忘れるとタイヤがブレーキに引っかかってしまいホイールが外れません。

ホイールのクイックレバーを反対側に倒して緩めます。フォークにはホイール脱落防止用のツメが着いているのでこれだけではホイールは外れません。

続いてレバーと反対側のナットを数回転廻しツメが引っかからない程度まで緩めます。ガタガタやって外れればOK。

タイヤの取り外し方

ホイールからタイヤを取り外します。
チューブに着いているキャップを外し、先端の部分を廻して押し込むと空気が抜けます。

さらにバルブの根本に着いているナットを廻して外しちゃいましょう。

バルブと反対側に1本目のタイヤレバーを差し込みます。
レバーを深く入れすぎるとチューブを傷つけてしまうので要注意。差し込んだレバーはスポークに固定しておくとその後の作業がラクチンです。

続いて5~10cm位離れたところに2本目のタイヤレバーを差し込みます。

これでタイヤのビードがリムの外側に出てくるので、その隙間に手を入れてタイヤ全体をリムから外します。2本で外れないときは同じ要領で3本目を入れればOK。

タイヤのビードが外れたら中に収まっているチューブを取り出します。
↑の写真が微妙におかしいですが、チューブは基本的に「バルブの反対側」から抜いて最後にバルブ部分を抜きます。

チューブを外したら続いてタイヤをリムから取り外します

タイヤの取り付け方

次に新しいホイールにタイヤとチューブを取り付けます。

タイヤとホイールにはそれぞれ取り付け向きがあるので要注意。
ホイールは自分が自転車に乗った状態でハブに書いてあるブランドロゴがちゃんと読める向きにします。

タイヤについてはモデルごとに異なりますが、側面に回転方向が「→」で記載してあったりします。無い場合はタイヤ表面のパターンが↑の写真のように乗った側から見て「八」の字型になるように取り付けます。

タイヤを取り付ける際にはタイヤのブランドマークがホイールのバルブの位置に来るようにするのがカッコイイらしい。なので、これを基準に位置を合わせておきます。

続いてバルブの反対側からタイヤをリムに納めていきます。
昔はバルブの所から入れていくと言われていたのですが、最近は反対になりバルブの反対から入れるらしいです。実際試したら確かに反対から入れた方が入れやすいかも。

よほどタイヤがしなやかじゃない限り一発では入りません(汗)

入らないときはレバーなどで無理矢理入れずに、まずはタイヤのビードがリムの溝の深いところに落ちているか確認しましょう。この時にタイヤがチューブを挟み込んでいないかも確認します。

ビードが上手くリムの深いところに収まっていれば手だけでタイヤを納められるかと。どうしてもダメな場合はタイヤレバーでエイっとやりますが、この時はチューブを挟まないように注意が必要です。

スプロケットの交換方法

リアホイールについてはスプロケの移植も必要ですね。

まずはスキュアーを抜き取ります。

続いてスプロケット外し工具とフリーホイール外し工具を写真の要領で設置します。
でスプロケ外し工具を固定し、フリーホイール外し工具を矢印の方向に力一杯回します。フリーホイールは結構ガッチリはまっているので力が必要だと思います。

ハブからスプロケを外すとバラバラになっていますので、ギア板とスペーサーの位置関係が分からなくならないように注意します。

新しいホイールにスプロケを取り付けます。
ハブの側面には大小の溝があり、スプロケ側の溝と大きさを合わせないと入りません。逆に言うと、これによって間違いなくスプロケを取り付けられるようになっています。

最後にフリーホイール外し工具でスプロケを締めれば完成。

あとはタイヤを取り外したときと逆の行程でフレームホイールを取り付ければOKです。お疲れ様でした~。

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